色校正のいま
印刷テクノロジーの進歩に伴い、原稿執筆あるいは画像撮影から編集、版出力まで全てデジタルで進行するようになってからかなりの年数を数えています。しかしカラー印刷における色校正では、その出力時に印刷本紙の仕上がりにより近いイメージを表現しなければなりません。従来主力であった平台校正機は設備の衰退が激しく、実際の印刷機を使用する本機校正は時間・費用とも非効率です。
デジタル環境の発達した現在では、DDCP やインクジェットプリンターを使った簡易校正などの方法が台頭してきていますが、これらの方式では用紙がコート系の専用紙に限られ、印刷する本紙ではないためイメージが掴みにくいという欠点があります。
デジタル環境の発達した現在では、DDCP やインクジェットプリンターを使った簡易校正などの方法が台頭してきていますが、これらの方式では用紙がコート系の専用紙に限られ、印刷する本紙ではないためイメージが掴みにくいという欠点があります。
新しい校正紙出力機「プルーフマスター」
精興社では色校正に関する様々な問題点を克服するため研究を重ねてきた結果、2012年「プルーフマスター」を導入いたしました。様々なテストや印刷機実機とのカラーマネジメントを経て稼働を開始いたしました。
本機の最大の特長は印刷本紙に出力できることにあります。そのため仕上がりのイメージが描きやすく、初校時と再校時における刷り加減による未修正箇所の色調の変化などの事象が大変少なくなっています。
また専門職以外でも出力が簡単なため、原画のスキャニング時点から担当者ベースでの色確認がスムースに行うことが出来、納期短縮にもつながっています。
また、各種用紙についても色合わせを行い、その仕上がりはお客様にご好評をいただいています。精興社ではこのプルーフマスターをこれからの本紙色校正の主力と位置付け、カラー印刷において高精度の印刷物をお届けしてまいります。
本機の最大の特長は印刷本紙に出力できることにあります。そのため仕上がりのイメージが描きやすく、初校時と再校時における刷り加減による未修正箇所の色調の変化などの事象が大変少なくなっています。
また専門職以外でも出力が簡単なため、原画のスキャニング時点から担当者ベースでの色確認がスムースに行うことが出来、納期短縮にもつながっています。
また、各種用紙についても色合わせを行い、その仕上がりはお客様にご好評をいただいています。精興社ではこのプルーフマスターをこれからの本紙色校正の主力と位置付け、カラー印刷において高精度の印刷物をお届けしてまいります。
大日精化工業製「ProofMaster MMP825HGH」2台