『朝霞活版展示室』オープン!
2023年8月16日、精興社創業110周年を記念し弊社朝霞工場に『朝霞活版展示室』をオープンします。
弊社の活版印刷部門は1995年に閉鎖されました。
その後、青梅工場の『活版印刷展示室』で大切に保管していた当時の道具類や資料を、このたび朝霞工場に一部移設し展示いたしました。弊社社員の仕事に対する姿勢やこだわりなどを今まで以上に感じていただければ幸いです。御来社いただいた際には、ぜひお立ち寄りください。
1.精興社の歴史
創業者・白井赫太郎から受け継がれた「より良い書物は、より良い技術とそれを活かす人々の志により作 られる」という精神を今も大事に守っています。
2.活版印刷で印刷物ができるまで
書体作成→母型作成→活字作成→文選→植字→校正刷り・校正→紙型作成→鉛板作成→印刷の工程をパネルでご覧いただけます。
3.活字
当時の青梅工場には活字の鋳造所があり、活字の一回使用を可能としていました。
こちらのコーナーでは、実際に活字作成に使われたパターンや母型を展示しています。
4.ウマと植字台
スダレケース(活字が収納されている箱)が並べられたウマ(棚)と植字台は、さきほどまで職人がいたような佇まいを残しています。
5.印刷所原本
電胎母型とベントン母型で鋳造された活字を使って刷られた書籍を展示しています。実際に手に取って違いを感じていただくことが出来ます。
6.ワークショップ
テキンを使った活版印刷体験ができます。
♦現在、一般のご見学者の受け入れをお断りしております。