100年記念モニュメントを設置しました
当社の創立100周年を記念して制作したモニュメントが、このたび精興社の3事業所(本社・青梅工場・神田事業所・朝霞工場)に1基ずつ設置されました。
このモニュメントは現代アーティストの鈴木真梧先生のデザイン、アイゼンスタジオ小田潤氏の製作になるもので、「活版の時代からデジタルの現代へ」をモチーフとしております。このモニュメントは、これまでの100年の歴史で培われたスピリッツを全社員が未来に向かって継承していくことをお客さまにお誓いするシンボルとして製作されました。
中央に配置されたケースには、精興社創立に関わる文章が精興社活字で組版されており、そのまま紙型取りできる形で固定されています。この活字は凹面鏡で正向きに読めるようにあしらわれています。その下に配置された電子基盤は、当社創立からの総時間数が未来に向かってカウントされつづけていく仕組みとなっております。また、その周辺には電胎母型、母型、クワタなど、活版印刷に関わる物品が展示されています。
鈴木真梧先生プロフィール
鈴木 真梧 magnet design
ロゴ、キャラクター、カタログやチラシ、装幀、インテリアのグラフィック、さらにデザイン雑誌や書籍への記事制作・執筆活動など、グラフィックデザインを幅広く手がける。またアーティストとしても、マスとミニをテーマに社会と個人の関わりを提示する作品などを発表する。
1997~2008年まで、秋葉原TVなどを仕掛けたコマンドNのメンバーとして、展覧会等の企画、運営、デザインなども手掛けた。2007年のグラフィックアーツ総合機材展「IGAS」では精興社のブースデザインを、同年に開催されたコマンドNと精興社のコラボレーション展覧会「POSCART展~54人の作家によるポストカードアートプロジェクト」においては会場デザイン等も担当。
1966年生まれ、東京都在住。
多摩美術大学デザイン学科グラフィック専攻卒業。
現在、阿佐ヶ谷美術専門学校で視覚デザイン科講師も務める。
magnet design
http://www.magnet-design.net